「宮崎県電気工事業工業組合との交流事業について」[H29 №32]

 一般の住宅や学校、ビル、工場、商店などでは、日々電気が無いと生活したり経済活動が成り立ちません。
 電気は発電設備で発電され、送電・変電を経て一般家庭や色々な施設に配電されていますが、送電線、配電盤、電灯、電力機器などの設備の工事を専門に行うのが電気工事業であり、各都道府県の同業団体として一つだけ認可されている電気工事業の専門団体が「宮崎県電気工事業工業組合」ということになります。
 本校の特に電気科の生徒は将来的に電気工事を専門とする仕事に就くことが多いことから「電気工事士」という国家資格を推奨し取得させています。
 ちなみに電気工事士の資格には、第一種と第二種の2種類があります。
 「第一種」は、最大電力500キロワット未満の工場、ビルなどの工事に従事でき、「第二種」は、一般住宅や店舗などの600ボルト以下で受電する設備の工事に従事できます。
 よって、学校(電気科)は日常的にこの「宮崎県電気工事業工業組合」から資格指導にかかる様々なフォローをいただいたりと密な連携関係をとらせていただいています。
 そのような中、10月12日(木)の午前中に本校にて、本校電気科2年生と組合青年部の皆さまとの「交流会」(意見交換会など)を行いました。
 生徒5、6名のグループに、青年部技術者2名もがついて意見交換するという割と贅沢なものでした。
 その交換会の生徒の感想文からいくつか紹介してみましょう。
 「今回の交流会を通して、電気工事をしていく中には電気工事士以外にも多くの資格があることやその内容について詳しく教えてもらえました。また実際の工事現場での面白いエピソードや体験が聴けたり、会社に長く勤めればそれだけ給料も上がっていくので、絶対に辞めてはいけないことも強調されました。実際に企業に就職してみないとわからないことも多いのですが、電気という専門の勉強をしたり資格試験に取り組むなど今の高校生活の中でできることはしっかりやっていこうと思いました。」
 「今回の交流会を通して企業の方から職場(働くということ)についていろいろと教えていただけました。仕事をするうえで大切なことは、資格や技術もまずは大事だけど、人との関り・コミュニケーションがとても大事であるとわかりました。高校生活においても部活動などをとおしてしっかり人間関係の築き方やコミュニケーションのとり方について身に着けていくべきであるし、電気工事士の資格にもしっかりチャレンジしていきたいです。」
 今回本校にお越しいただいた青年部の皆さまの会社にも、このクラスの生徒たちはインターンシップ(就業体験)に出かけ、お世話になっています。
 このような双方向の交流などしていただけることで、生徒たちはより「本物」の世界を垣間見ることができ、成長させていただいています。 

2017/10/18 07:45 | たっけ〜 | コメント(0)

「最近の高校教育を巡る国の動きから」[H29 №31]

 全国の18歳人口が、平成17年(2005年)には約137万人であったものが、平成28年(2016年)には約119万人へ減少し、将来的に2030年には約100万人、2040年には約80万人になると推計されています。
 今後産業構造、就業構造、社会構造が一変していく可能性があるこのような中、われわれ一人一人が実のある生涯と国や県の持続的な成長・発展を実現するためには、人材育成の場である学校(教育)の果たす役割はますます大きくなっていきます。
 一口に教育と言っても実に多くの話題がありますが、今回は、最近の高校教育を巡る国の動きを中心に紹介してみます。

(1)学習指導要領の改訂が近いということ
 そもそも「学習指導要領とは」と言うことですが、全国のどの地域で教育を受けても、一定の水準の教育を受けられるようにするため、文部科学省が基準を定めており、これをいいます。
 「学習指導要領」では、小学校、中学校、高等学校等ごとに、それぞれの教科等の目標や大まかな教育内容を定めています。
高校に関しては、今年度末に告示され平成34年度から年次進行で実施されていきます。 基本理念として、「これからの予想困難な時代に子どもたち一人一人が未来の創り手となることを目標に『生きる力』を育成すること等の改革」というフレーズを使い、各学校で「何ができるようになるか」、「何を学ぶか」、「どのように学ぶか」という視点を明確にしています。
 例えば「どのように学ぶか」についての改善の方向性として「主体的対話的で深い学び(アクティブラーニング)」の実現による授業改善を行うこととしていますが、昨年度の本ブログ(12月4日掲載)に解説をしています。

(2)民法の成年年齢の引き下げ
 選挙権年齢が18歳に引き下げれれたことに合わせて、民法の成年年齢を18歳に引き下げる法改正の準備が進められています(飲酒・喫煙については現行どおり20歳未満は禁止を堅持していくこととしています)。

(3)「高校生のための学びの基礎診断」試験の導入
 高校生が、ある時点で学力をどの程度身につけているのかを診断するための基礎学力テストが、平成31年度から全国一斉に実施予定となっています。

(4)「大学入学共通テスト」実施
 現在の大学入試センター試験に替わり、平成32年度から「大学入学共通テスト」が実施される予定となっています。
 マークシート方式では、受験生の持つ様々な学力の要素を評価しにくいことから、記述式が導入されます。

 今回はちょっと内容が固い感じがありますが、世の中の変化に伴った重要な取り組みとして紹介いたしました。

2017/10/11 07:42 | たっけ〜 | コメント(0)

「平成29年度定時制・通信制生活体験発表大会及び文化の集いのこと」[H29 №30]

 この10月1日(日)に、定時制・通信制課程に学ぶ高校生のための「平成29年度定時制・通信制生活体験発表大会及び文化の集い」という大きな大会が開催されました。
 その名の通り、「生活体験発表大会」と「文化の集い」の二部構成となっています。
 県下には、定時制(延岡青朋高校、富島高校、宮崎東高校昼間・夜間、宮崎工業高校、都城泉ヶ丘高校)と通信制(延岡青朋高校、宮崎東高校)で8課程ありますので、その代表8名が、これまでの生活の中において、体験したこと、学んだこと、働きながら学ぶことで得たこと、そしてこれから学びたいこと、これからの人生をどう生きていくのかなどをテーマとした発表を行いました。
 さすがに各校各課程の代表とあって、聴きごたえのあるものばかりでした。
 発表した8名のみなさんに共通して言えることは、中高生という若く多感な時期にさまざまな理由で生活基盤が失われたり、学校から遠ざかってしまったり、さまざま崩れてしまった人生があり、筆舌しがたい悲しみ苦しみを味わっています。
 ただ、そんな環境からでも、いろいろな人とのかかわり、体験、自問自答を繰り返しながらの心の中の葛藤や戦いを経て、定時制・通信制という新たな生活・学習の場にたどり着いています。
 かけがえのない友だちや親身になって相談に乗ってくれる先生との出会い、部活動に励んだり資格試験や検定等へのチャレンジ等々、定時制通信制の生活の中で、自分自身を取り戻し、自分に対する自信などを得て、前を向いてたくましく活き活きと頑張っている姿がありました。
 本発表大会については、本ブログ7月19日(水)付け№17にて、この県大会につながる校内での代表者を選考する「校内予選会」のことについて触れていますが、本校代表の電気科4年生の勝池依美(かついけえみ)さんが「スーパー高校性たちよ、胸を張れ!」と題して堂々と発表してくれ、その発表が最優秀賞を勝ち取り、11月に東京で開催予定の全国大会に出場することとなりました。
 本校にとっても大変誇らしく名誉な賞の獲得でした。
 続いての「文化のつどい」においては、本大会の趣旨をご理解いただき「それだったらぜひ」と快くお引き受けいただいた「ひむかサウンドクラブ」、「響座」のみなさんの演奏がありました。
 きっと会場の生徒のみならず参加された全ての人々が、何やら元気が出てきて自分も何か始めようかな、チャレンジしたいななんて気になったことと思います。
 この日、観客である定時制・通信制に学ぶ生徒たちからは心からの拍手が送られた分、発表した生徒たちのメッセージはしっかりよく伝わっていたことと思います。
 私もこの日の生徒たちの発表を宝物のように大切にしていきたいと思いますし、命の洗濯という言葉がありますが、まさにそんな時間を過ごせました。

2017/10/04 07:40 | たっけ〜 | コメント(0)

「平成29年度宮崎県高校総合文化祭のこと」[H29 №29]

 今年で第39回を数える県高校総合文化祭が、「文化の鐘を今鳴らそう 秋風に乗せ遠く高く」との大会テーマのもと、9月22日(金)から9月30日(土)の約1週間にかけて、県北地区で開催されています。
 大会の華々しいオープニングを飾る総合開会式が、22日(金)に延岡市総合文化センターで盛大に開催されたところです。
 総合開会式の中では、全体のテーマを「岩戸開き2017 〜扉を開いていま未来へ〜」とした「オープニング」がありました。
 県北地区の学校が総出で協力し創り上げたもので、天の岩戸伝説と現代のいじめ問題とを融合させたストーリー性のある流れで、大変見応えがあり観る者の琴線に触れる内容でした。
 (1)ふるさとPV(延岡高校)、(2)合唱「365日の紙飛行機」(延岡しろやま支援学校)、(3)ダンス(延岡工業高校)、(4)いじめをテーマとした寸劇(延岡高校)、(5)書道パフォーマンス(五ヶ瀬中等教育学校)、(6)高千穂神楽(高千穂高校)、(7)大合唱「未来へ」(延岡星雲高校、延岡高校)、(8)ばんば踊り(延岡商業高校)、(9)全体合「Rising Sun」(県北全県立学校)、(10)吹奏楽演奏(聖心ウルスラ学園高校、延岡学園高校、延岡高校)とそれぞれ担っていました。
 本大会は文字どおり、文化系部活動の祭典とも言えますが大変幅広く、美術、書道、写真、弁論、ダンス、囲碁、将棋、文芸、百人一首、新聞、演劇、郷土芸能、吟詠剣詩舞、合唱、器楽・管弦楽、日本音楽、吹奏楽、マーチングバンド・バトントワリング、国際・ボランティア、放送、自然科学そして生徒会交流の全22部門にもわたります。
 毎年5月末に体育系部活動の県高校総体が開催されますが、これはいわば文科系部活動の最大の祭典と言え、それぞれの部門では活発な活動が繰り広げられています。
 本校からは、全日制から生徒会交流をはじめ、美術、写真、国際・ボランティアの部門への参加、定時制からは百人一首部門への参加がありました。
 また、今大会の「ポスター原画部門」において、全応募70作品の中から、本校のインテリア科2年佐藤彩菜さんが優秀賞(高文連収録表紙原画)を、建築科1年長谷川真洋くんが入選となったことは大変喜ばしいことした。
 とにかく生徒たちは、このような様々な活動を通して自己を成長させています。

2017/09/27 07:46 | たっけ〜 | コメント(0)

「平成29年度進路壮行会のこと」[H29年度 №28]

 毎年全国一斉に、9月16日から高校生の就職試験が解禁になり、全国の就職を目指している高校生はこれに向けて大移動が始まります。
 これに先立ち、13日(水)の午後に3年生全体の「進路壮行会」を行いました。
 本年度は、現在のところ3年生在籍273名の進路希望の内訳は、公務員も含めて就職したいと考えている者194名、進学したいと考えている者79名です。
 計算すると就職希望71%、進学希望29%、就職する者の内県内の企業を希望している者は60名(33%)といったところです。
 進学希望では、大学48名、短大6名、専門学校等25名ということで、3年生全体で進路希望が未決定の者はおりません。
 3年生にとっては、卒業後の進路に向けて様々取り組んできたところですが、特に夏休みといったものはありませんでした。
 数回の「三者面談」で進路を決めたあとは、就職であれば生徒本人が「履歴書」等を書き、進学であれば「学力試験対策」、「作文・論文対策」等の課外授業に取り組み、その間担任は「調査書」等の応募書類関係を仕上げてきました。
 壮行会では、1、2年生代表の生産システム科松山海帆くんが、「我々下級生も先輩方が全員合格できるよう心から応援しています。」と激励の言葉を投げかけ、3年生代表の建築科宮本玲音くんが、「これまで一生懸命に進路活動に取り組んできたのだから、全員が1回目で合格するという真剣な気持ちで試験に臨みたい。」と決意を表明しました。
 特に県外への就職を希望している生徒は、早い者では15日(金)から試験に出かけています。
 また、進学については、専門学校や大学によってはすでにAO入試が始まり、今後推薦入試が10月〜12月頃にピークを迎えるといった流れになっています。
 様々な人生儀礼がある中でも、進路を決定するということは、人生の中では大変重要なことです。
 小中学校までは、義務教育ですので自動的に学年も上がっていきましたが、中学校からの進路選択、本校(高校)からの進路選択、進学したらしたでそこからの進路選択がまた待っています。
 学校という教育機関を終えたら、基本的には働かなくてはなりませんが、「その仕事が自分に合っているのだろうか」、「働きがいはあるのだろうか」、「自分の持っている技術や技能など専門性が活かせるのだろうか」、「ある程度給料もよく自立して生活していけるだろうか」、「人に喜ばれる仕事だろうか」などと考えたりして、つい決めあぐねてしまいます。
 ただ、人はこれらの課題に対して、解決したり納得したりして何等か前に進まねばならないことは事実です。
 生徒たちも多くの経験を積んで、働くことと真剣に向き合ってほしいと考えています。

2017/09/20 07:36 | たっけ〜 | コメント(0)

「本校出身のシンガーソングライター」[H29年度 №27]

 本校出身者の中には様々な分野でご活躍いただいている方々が多数おられます。
 例えば、旧電子科卒で「コブクロ」の小渕健太郎さんなど芸能界で活躍されている方がおられます。
 そんな中に、本校機械科卒で立川翼さんという現在福岡で大ブレーク中のシンガーソングライターがおられます。
 本校卒業後自衛隊に入隊されますが、周りからも歌の上手さを絶賛され、オーディションを受けて歌手として新たに出発され、最近では、有名なサンミュージックとも契約し全国ツアーも開催するほどとなっています。
実は、立川さんには既に熱狂的なファンがおられて、その中の福岡市在住のある方が、昨年度宮崎市内のお祭りのステージで立川さんが歌われた際に、本校を訪ねられ「宮崎工業高校出身の立川さんが、いま福岡で大ブレーク中で歌詞も歌も良いので知っておいてほしい。CDを数枚おいておくので生徒さんにも聞かせてほしい。」と熱のこもったお話をされ帰っていかれてから彼の存在を知ることになったのでした。
 生徒会にお願いして、ある時期いただいたCDを昼休みに全校に向けて流し、生徒たちも「優しい歌声」「聞きやすい」との評を申しておりました。
 そのようなご縁もあり、「今度宮崎市民プラザでコンサートをするので、生徒さんと聴きに来られませんか?!」とマネージャーの方からお誘いを受け、本校体育大会の翌日の9月3日(日)に生徒4人とともに立川さんを訪ねました。
 コンサート前に楽屋で、立川さん本人にお会いしましたが、後輩である生徒たちも始めてみる先輩の雄姿に圧倒され気味でした。
 立川さんは、先ほど書きましたがいったん就職し、歌手の道を選択したものの最初からスムーズに歌手生活が進むわけもなく、苦しい日々が続いたのだそうです。
 ある夜遅くにアパートに帰った時、近くの茂みから季節外れの鈴虫の声が聞こえてきて、「こんな小さな虫でも精一杯生きているのだから自分も頑張らねば」と一念発起したというエピソードなどを語られました。
 ご自身が苦労された過去を振り返り、それを忘却とせず、むしろ自身を奮い立たせる応援歌にしていたところが染み入りました。
 誰しも、うまくいかなたった連続の日々の思い出、消し去りたいほどのおぞましい思い出など時折思い出すことがありますが、いつまでも青白い顔をして過去の人生に押しつぶされているわけにはいかず、自分のスタイルを信じてポジティブに前に進む力強い姿が立川さんの中にあると感じました。
 詩のメッセージが心にすーっとストレートに届く歌の数々でした。
 本校出身者にこんな人生を歩んで頑張っている方がいるということをご紹介しておきました。

2017/09/13 07:49 | たっけ〜 | コメント(1)

「平成29年度国体出場者壮行式のこと」[H29年度 №26]

 本校(全日制)は、8月28日(月)に2学期始業式を迎え、一週間という短い期間で練習や準備を行い9月2日(土)に体育大会を開催したばかりです。
 さて、話は変わりますが、本年度の国民体育大会(秋季国体)は72回目を数え、9月30日(土)から10月10日(火)までの11日間、愛媛県で開催されます。
 大会愛称を「愛顔(えがお)つなぐえひめ国体」、大会スローガンを「君は風 いしづちを駆け 瀬戸に舞え」としています。
 本大会に本校からも5名の生徒が出場することとなり、9月4日(火)に壮行式を開催しました。
 この5名の紹介を、生徒たちの意気込みともいえるコメントとともに以下に記述します。
 レスリング競技「少年フリースタイル66kg級」に出場する機械科3年坂元怜太くん『国体は初めての出場ですが、宮崎県代表として誇りをもって一つの試合を大事に戦っていきたいです。試合中は自分は挑戦者ということを意識して粘り強いレスリングをして、宮崎県に貢献できる結果を残したいです。応援よろしくお願いします。』
 レスリング競技「少年グレコローマンスタイル120kg級」に出場する電気科3年境晟道くん『国体は昨年度に引き続き二度目の出場です。昨年の成績を上回ることができるように精一杯頑張ります。これまで指導してくださった先生方や支えてくださった保護者の方々、応援してくれているチームメイトたちに感謝し、自分の力のすべてを出し切ってきたいと思います。とにかく頑張ってきます。』
 陸上競技「少年A男子円盤投げ」に出場する生産システム科2年久保田健斗くん『今回愛媛国体で少年A男子円盤投げに出場させていただきます。自分は今回初めて国体に出場するので、インターハイでのリベンジを図り、自分のベストの投げで上位入賞を狙いたいと思います。』
 陸上競技「少年共通女子円盤投げ」に出場する化学環境科2年岡本光生さん『今回愛媛国体で少年共通女子円盤投げに出場させていただきます。昨年も出場させていただきましたが、高校初の全国大会ということで空気に呑まれ思うような結果を出すことができませんでした。いろいろな経験を積んできた今回は、自分のベストパフォーマンスをし、上位入賞してきます。』
 陸上競技「少年A100m」に出場する建築科2年川添瑛真くん『少年A100mと共通男子4×100mの代表として選出いただきました。国体は、いろいろな方々の支援があって開かれる大会なので、代表として選んでいただけたことに深い感謝に加え誇りと責任を持ち、自分の最大のパフォーマンスを発揮し少しでも良い結果を残してきます。』
 何とも頼もしく若さ溢れる張り切りぶりがくみ取れる内容でした。
 宮崎県は、47年ぶりとなる二巡目国体を平成38年(2026年)に開催予定としており、全県的に各種目で力をますますつけて、本番を迎えるための選手育成及び強化が課題となっていますが、本校の役割は大きいと思われます。

2017/09/06 07:39 | たっけ〜 | コメント(0)

「平成29年度定時制修学遠足のこと」[H29年度 №25]

 本校の定時制には、全学年・全学級で参加する「遠足」(4月開催)は設定されていますが、全日制の2学年で開催しているような修学旅行というものがありません。
 本校定時制では、独自に「修学遠足」というものを開催し、生徒たちに大きな思い出を作れるような行事としての位置づけをしています。
 参加資格は、卒業を目前に控えている4学年の生徒たちと、本校定時制で修得する単位に加えて通信制の単位を加えて早めに3学年でも卒業見込みのある「併修」生徒、すでに高校や大学を卒業しているものの企業で必要な資格取得のために社会人として入学している「高大生」と呼ばれる生徒たちが対象となります。
 この「修学遠足」を8月24日に都城市高城町にある「石山観音池公園」(コテージエリアの大きな東屋付近)にて行いました。
 一昨年までは、場所を宮崎市の海水浴場であったりしまたが、市の定時制・通信制連絡協議会からの予算なども活用させていただき、バスを借り上げて遠くへ出かけることとしました。
 普段の定時制の生活時間の割り振りにおいては、休み時間が5分しかなっかったり、何と言っても夜間の時間帯ですので、何か定時制の行事でもないとなかなか生徒たちと触れ合う機会がありませんが、この「修学遠足」では打ち解け、仕事や家庭のことなどいろいろな話を聞くことができました。
 先ほど、参加できる生徒の条件を書きましたが、日ごろ昼間は仕事をしている生徒が多いので、当日休みが取れて参加できた者たちは良いほうで、会社によっては「重要な学校行事」であることを強調しても休暇が取れずに参加できない生徒もおりました。
 ですから、生徒たちとの最初の挨拶は「休みが取れて良かったね」などという話から始まることもあり、全日制の生徒たちとの触れ合い方とはずいぶん異なっています。
 さて、当修学遠足の日程ですが、大変シンプルです。
 本校に先ず全員集合し、貸し切りバスに乗り込んで10時に学校を出発し途中休憩を経て石山観音池公園に向かいますが、これは自家用車を持っている生徒も多い中、やはり集団行動の中、バスの中でのお互いの会話を重視しての措置です。
 到着すると全員で火おこしに取り掛かり、バーベキューの時間となりますが、これも準備の段階から食べるまでを一緒に行動することで、教師と生徒あるいは生徒間で心が打ち解けて普段あまりできない会話ができることを狙ってのことで、これだけで2時間以上を費やします。
 食べ終えるとみんなで後片付けに入り、その後バレーボールなどのレクレーション用の道具で自由に遊び、またバスに乗って学校へ帰ってくるといった一日でした。
 他愛ない一日のように思えますが、定時制の生徒たちにとってはかけがえのない楽しいひとときとなっており、思い出作りの行事という点では、意義が十分果たされたと考えています。

2017/08/30 07:42 | たっけ〜 | コメント(0)

「平成29年度ロボット競技大会のこと」[H29年度 №24]

 今年の秋に秋田県で開催予定の第25回全国ロボット競技大会の宮崎県予選大会を、8月11日(土)、宮崎市佐土原町の通称クジラ館(佐土原総合文化センター)で開催しました。
 今年の大会ルールは、全国大会が開催される秋田県独自のご当地ルールとなっていて、国の重要無形民俗文化財となっている東北三大祭りの一つ「秋田竿灯まつり」をモチーフにしたものとなっています。
 二つのロボットを駆使することとなりますが、一つはリモコン型ロボットで「切りたんぽ」に見立てたペットボトルを取り込みながら進みます。
 ちなみにこのロボットの名前は「スギッチ」と呼ばれますが、平成19年の秋田わか杉国体のときの杉をイメージした秋田県マスコットだそうです。
 もうひとつは(生徒が直接触れずに自動的に動く)自立型ロボットで水田を模したエリアにおいて「稲穂」に見立てたペットボトルを取り込みます。
 ちなみにこのロボットの名前は「ンダッチ」と呼ばれますが、小さな子どもの「なまはげ」をイメージした秋田県PRキャラクターだそうです。
 「きりたんぽ」や「稲穂」を「竿灯」に取り付け、リモコン型ロボットがその竿灯をスタート地点まで引っ張って持って帰っていくとパーフェクトということになります。
 高校野球においてその頂点を目指す甲子園大会が有名ですが、このロボット大会もいわばロボットの甲子園といえます。
 宮崎県は、かつて平成15年度大会において全国一位に輝いたこともある県であり、そのころ他県からこのような県予選に見学にくるというようなこともしばしばあったほど、ロボット競技先進県としての位置づけを確立しています。
どのチームも、これまでロボット製作に取り組んできて、機械工作、機構の工夫改善、シーケンス制御、マイコン制御などを深く学んでこれたことで、生徒諸君は必ずや工業の技術者としての素養を高めて実力を上げてきたものと言えます。
 今後技術部の生徒諸君が、日本のものづくりを支え、各方面で活躍することを願っています。
 ちなみに今年の大会ルールが難しく、県全体で9台しか出場していませんが、全国大会出場枠5台はしっかり勝敗を分け決しました。
 佐土原高校の「佐高メカくじら」、「佐高メカホエール」、小林秀峰高校の「秀峰主」、「秀峰長」、本校の「生産.Tem」(セイサンテム)の5台です。
 県代表として、秋田大会で精一杯戦ってきてほしいと願っています。

2017/08/23 07:41 | たっけ〜 | コメント(0)

「本県高校生の就職を巡る課題について(その3)」[H29年度 №23]

 今回は、保護者自身が「保護者として取り組むべきこと」として筆記回答いただいたものの中から紹介します。

(1)情報収集の必要性
 「保護者も進路(地元の企業、大学)についての情報収集を積極的にすべきです。」
 「企業を選ぶ上で、情報収集が不足しており、どのように収集すれば良いかも分からないままでした。」
 「県内企業の内情が分かる情報はどこにあるのかよく分からず戸惑いました。とにかく、県内に就職する高校生がいろいろな企業を比較検討できるような、情報がまとまったものがあれば大変ありがたいと感じました。」
 「子どもが進路等に関する書類等を親に見せていないのではないか気をつけたい。」

(2)家庭内でできること
 「あいさつがしっかりできるようにするなど、家庭でも基本的生活習慣をつけさせるべきである。」
 「学校の規則・ルールを守らせ、社会人になるための準備期間だと言い聞かせていきたいです。」
 「なかなか今現在、進路について子どもと真剣に向き合って話をしたことがないため、早い時期から話をしておいた方が良いのだろうなと思いながらも、なかなか具体的な話が出来ないので、先ず子どもと向き合って、子どもの考え、親の考えを話し合っていきたいと思います。」

(3)親の姿勢や気持ちの持ち方
 「時代は変わっても、常識はそれほど変わっていないと思うので、こどもを見守りながら、常識のある人間になれるよう親としても勉強しながら努力したい。」
 「働くことの意義や社会に出たときの心得については親が身をもって示すものだと気を引き締めていきたい。」
 「子どもの考えを尊重しながら、保護者(家族)としての考えも伝え、本人にあった仕事に就ける様サポートしたい。」
 「学校任せ、押しつけにならないように、我が子の将来に最後までサポートしていくよう気を付けたいです。子どもの自立と親の無関心がはき違えられているように思うので、自立を促しながら近くで見守り、サポートすることができるようになると良いです。」
 といったものでした。
 ここに挙げたものはほんの一部ですが、子どもの保護者としてここまで深く考えたご意見が多く寄せられたことは大変貴重でした。
 本アンケート結果等は、国や県の労働政策所管課や県教育委員会及び企業団体にも提出し説明させていただきましたので、これらを参考にしていただき次期の施策事業に反映していただければ幸いと思っています。

2017/08/18 08:00 | たっけ〜 | コメント(0)

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